弁護士でない者が、報酬を得る目的で訴訟事件に加え、既に紛争が発生している事案や、
将来紛争が発生する可能性が高い事案について、法律相談を行ったり、
代理人として交渉を行う行為を【業】とすることを非弁行為と言います

要は弁護士資格の無い人が法律相談とか紛争解決してお金貰っちゃダメよ!
って意味です

では、例えば兄弟2人で相続、共有持分で所有している物件を
Aさんは売りたいけどBさんは売りたくない、といった問題は誰に相談するのが良いでしょうか?

この場合、Aさんは不動産屋に相談して『売却したい=媒介契約』を締結すれば
不動産屋はBさんに一緒に売却しませんか?と交渉することが可能になります

何故かといえば、Aさんの持分を売却するために必要な交渉と作業であり、
仮にBさんが売却活動に同意したとしてもその結果だけで報酬は発生(受領)しません

あくまでAさんBさん揃って売却の契約(買主との売買契約)が成立して
初めて仲介手数料という形で報酬が発生するのです

共有者同士、私道の権利関係、抵当権者との交渉など・・・
(売るために必要な)交渉は意外と不動産屋に相談した方が効率が良いし、
皆さんが思ってる以上に不動産屋が動ける範囲って広いんですよ

問題解決(弁護士費用)+売却(仲介手数料)と費用が二重に掛からなくていいし
最終的に不動産屋に売ってもらうなら最初から使った方が早いし楽ですよね?

但し注意点としては

・すべての不動産業者が対応してくれるわけではない
 効率重視の大手や力量の無い若手は受け(られ)ない場合が多い

・一定レベル以上の法律知識と交渉力を持ってる営業じゃないと拗れる場合もあるので要注意!

え?当社ですか?当社はそういう物件多いです(笑)
弁護士さんからも『この問題って大野さん範疇の事案ですよね?』と
お客様のご紹介も頂いておりますので、大歓迎!

先ずは気軽に相談してくださいネ、ってお話でした