毎年、この時期は去年の取引を振り返る必然性が生まれる。
確定申告・・・だが、これは私の事ではない。
私は顧問税理士さんに丸投げだから、あんまり手間は無い。
そう、去年のお客様からの問い合わせが多発するのがこの時期。
『確定申告に何を持って行けばイイ?』
『私の領収書の写しに印紙が貼ってないけど大丈夫?』
等はお約束のご質問。
決済の時に『このファイルを丸ごと持って行けば税務署の職員さんが
明確に判るようになってますから』と、全て1冊のファイルに
まとめてるのだが、ご高齢の方やお引越しをされた方から来る
『大野さん、書類ファイルどっかいっちゃった(泣』の電話。
弊社は売却専門だから、ある意味では売主様にとって書類が必要なのは
確定申告がメインであり、将来的に大事に保管する必要性自体は無い。
だから紛失自体は大きな問題にはならないけど、経費の提出や取得価格の
立証は納税額に大きく関わる。
当然弊社は書類関係一式のコピーを保管してるので、届けた上で
『これをそのまま持って行ってくださいね。無くさないでね。』
とお願いして終了。
だが、ご高齢の方の場合はそうはいかない。
我々からしたら簡単に判る内容でもそうはいかないので、
必然的に弊社の顧問税理士に書類作成依頼が発生。
(税理士法で他人が申告書記載はNG。ただ提出だけならOKだけど)
そうなると、実際は売主さんが行なう売買以外の控除関係や年金の書類等、
全て私が確認して税理士に引き継ぐ事になる。
なので、意外なところで弊社はこの時期、多忙になる。
これから不動産を売る予定の方は、せめて確定申告が終わるまでは
一式ファイル冊子を無くさない方がイイですよおおおおおおおおお